冬の生活の養生ポイントについて
ご覧いただきありがとうございます。りらく庵の本間です。
日差しが弱まり、寒さに耐える冬がそろそろやってきます。
東洋医学では、冬は「エネルギーを蓄える季節」と考えます。
一年の疲れを癒し、ひそやかに過ごしましょう。
○冷えない工夫を
冬は寒さから体を守ることがまず大事です。
冷えやすい首、腰、足元の3ヶ所は、温かくしておくように衣類を上手に調整しましょう。
「腎」のある腰には、とりわけ注意が必要です。
ただし汗をかくほど暖房をきかせるのは控えましょう。
汗をかくと、蓄えておきたいエネルギーも一緒に出て行ってしまうからです。
○睡眠時間をたっぷりと
寒さから体力も消耗しがちです。睡眠をしっかりとり疲れた体をしっかり休めて、エネルギーを蓄えましょう。
冬は早く寝て、朝日が昇ってから起きることをお勧めします。太陽が昇る前は、体を冷やす時間とされているためです。
○黒い食材と頭皮マッサージで髪を艶やかに
乾燥で髪もパサつきがちです。東洋医学では黒い髪を養うには、黒い食材を取ると良いという考えがあります。色の黒い食材を食事に取り入れましょう。
また、頭皮マッサージをして血行をよくするのもお勧めです。
指の腹でマッサージオイルを地肌につけマッサージしてみましょう。オイルが潤いを与え、汚れを落とします。マッサージ後はシャンプーで良く洗い流してください。