気血水のうち、気は「生命エネルギー」と言われています
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漢方では、人の体は気・血・水という三つの物質で構成されていると考えます。
「気」は体が正常に働くのを支えるエネルギー、「血」は全身に巡る栄養分、「水」は体を潤す水分のことです。
この三つが内臓や組織、器官が活動を行うもととなっていて、体内に過不足なくあり、うまく循環させることで健康を維持すると考えられています。
気は生命エネルギー
「元気」「やる気」「活気」など私たちのまわりには「気」を使った言葉が多くあります。
漢方では「気」は体の中にも自然界にもあるもので、生命の営みをつかさどるエネルギーの源と考えられています。
気が活発になれば体も活発に動き、気が衰えれば体も衰えて病気になりかねません。
また梅雨時に湿気が多くなると関節痛が悪化するとか、空気が乾燥するとぜんそくの発作が起こるといったように、自然界の気の変化は体の変化と結びつき健康にも影響します。
疲れを感じたら休息する…
ストレスを感じたら発散するように心がける…
など気が消耗し過ぎないようにおだやかな状態を保つことも手軽にできる健康維持の一つです。