温活コラム…「冷え」の基礎知識③-2/2 冷えを放置するとどうなる?
冷えは感情にも影響する
いわゆるキレやすい子供というのは感情のコントロールがうまくできない状態にあります。
ういう子供の多くが自律神経のバランス崩しているといいます。
自律神経は感情と密接に関係しています。
冷えによって自律神経のバランスが崩れると、感情面にも悪影響が出るのは当然とも考えられます。
冷えはうつの原因になる
ストレスで交感神経が緊張し続け体に冷えが生まれて体温が低下します。
すると冷えによる不調が新たなストレスとなります。
この冷えとストレスとの悪循環が長期化して、うつ病の原因の一つあるいは悪化の要因となってしまうのです。
悪循環を断ち切るにはまず体を温め血の巡りを良くしてあげることです。
冷えた体は太りやすい
冷えにより酵素の働きがスムーズに行われなくなると、消化・吸収、代謝の機能が低下します。
すると食事から摂取した脂肪分が内臓脂肪として蓄積され、太りやすくなります。
余分な脂肪は血清脂質としても蓄積され、いわゆるドロドロ血になりますます血行は悪化します。
するとさらなる冷えを起こして脂肪を蓄積させることになります。
脂肪組織には血管がほとんどないため温まりにくく冷えやすい体になってしまいます。
「冷え」が体調不良の原因に!
低体温や血行不良が免疫力の低下を招きます。
出典:『体の「冷え」をとる特攻法101』主婦と生活社