温活コラム…「冷え」の基礎知識③-1/2 冷えを放置するとどうなる?
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りらく庵の本間です。
冷えから始まる様々な体の不調を見過ごしていませんか?
冷えにはどのようなサインがあるのでしょうか…
冷えはあらゆる不調や病気を呼び込む
冷えがもたらす不調の代表的なものには、手足の冷感、貧血、頭痛、肩こり、腰痛、不眠、疲れやすさ、イライラ、肌荒れ…などがあります。
女性の場合は、月経痛、月経前症候群などの婦人科系疾患として現れることが多いのも特徴です。
必ずしも冷えの自覚を伴うものではないため、原因が冷えであることに気づいていない人も多いです。
しかしこれらの不調はいわば冷えのサインです。
温めて血流を促すと軽快するものがほとんどです。
病気ではないけれど不調が続いているという人は温めてみることをお勧めします。
酵素活性の低下が病気につながる
酵素は細胞の合成や分解・代謝を仲介する物質です。
血行不良になると酵素や栄養素が全身に届かなくなり酵素が作れなくなります。
また低体温になると十分に働けません。
感染症や自己免疫疾患のリスクが高まる
低体温になると免疫細胞の活性が低下し免疫力や病気に対する抵抗力も低下します。
そのため風邪やインフルエンザなどの感染症や、ぜんそくなどのアレルギー疾患といった自己免疫疾患にかかる危険性が高まります。
子供に多いアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患も冷えが影響していると考えられています。
食生活や生活習慣で冷やし続けたことで免疫異常を引き起こしていることも考えられます。
出典:『体の「冷え」をとる特攻法101』主婦と生活社