肩こりの不調をやわらげる…3タイプ別の養生法
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肩がこる原因は、長時間のデスクワーク、目の疲れ、運動不足、冷えなどさまざまなものが考えられます。
漢方では、疲労やストレスなどから、気や血、水の巡りが悪くなりそれが肩こりにつながると考え、だいたい3つのタイプに分けています。
自分のタイプを知って巡りをよくしていきましょう。
目の疲れ、頭痛をともなう「急性」タイプ
このタイプの原因となるのはパソコンなどの画面を見続ける目の酷使、同じ姿勢での長時間の作業など。
首から後頭部にかけて強張った感じがします。
こりが慢性化しないよう、こまめに肩や首を回すなどストレッチをして筋肉をほぐしましょう。
頑張りすぎて力を抜けない人に多い「ストレス」タイプ
緊張するシーンが続くなど、ストレスが多い人にみられる肩こりで、気の流れが滞ることで起こります。
肩や背中がパンパンに張ったり、のどが使えるような感じがしたり、寝つきが悪くなったりすることもあります。
アロマや半身浴、軽めの運動などで心身をリラックスさせましょう。くつろぐ時間を作って、ストレスを溜めこまないようにすることも大切です。
一年中手足が冷えている人は「血行不良」タイプ
手足の先が冷えている人に多く見られる肩こりで、冷えなどから起こる血行不良が原因になっています。
常に方や背中が張っていて、顔がくすみがちだったり、しみやあざができやすかったりもします。
まずは体を冷やさないことが重要です。ゆっくり湯船につかって体を芯から温めましょう。時間がなければ足湯もお勧めです。