温活コラム「冷え」の基礎知識①自分の冷えの原因を知りましょう
いつもありがとうございます。
りらく庵の本間です。
体が冷えが気になる季節になってきました。
もしかしたら、一年中冷えに悩んでいます…という方もいるかもしれません。
どうしたら冷えない体になるか、一緒に考えてみませんか?
現代人は大人も子供も冷えている
冷えは万病のもと。
冷えは東洋医学では未病の一つとして捉えられ、あらゆる不調や病気の入り口と考えられています。
ここでいう冷えとは、 冬に感じる寒さとは全く異なります。
気温や体感温度とは関係なく、体が冷えて血行不良を起こしている状態いわば体の中に入り込んだ冷たさのことです。
最近この考え方が広く知られるようになり、冷え取りの重要性も認識されるようになってきました。
けれども冷えが原因とみられる不調を抱える人は減っていません。
むしろ自覚症状のない冷えが老若男女を問わず、多くの現代人に広がっています。
なぜ現代人は冷えているのでしょうか?
冷えの原因は現代のライフスタイルにある…といわれています。
冷えの原因
•冷たい飲食物をとることが多い
•一日中エアコンの効いた場所で過ごす
•運動不足による筋肉量が減少している
•入浴はシャワーですませる習慣である
•慢性的に睡眠不足
•薄着であることが多い
•日常的にストレスが多い
•解熱鎮痛薬の内服や貼付
それでも、冷えの原因が生活の中にあることに気づかない人は多いです。
冷えを単なる体質と思い込んでいる人も少なくありません…
低体温の人が増えています
冷えと関連して、低体温の人が増えています。
低体温とは、36℃未満のこと。
これは体温調節をする自律神経のバランスが乱れ、体温以上をきたした状態です。
現代人の低体温には、運動不足による筋肉量の減少も関係しています。
なぜなら筋肉は体の熱生産の約3割を担っているからです。
熱が作り出せないと低体温は解消されず、血行不良の状態も続きます。
こうして冷えは深刻化していきます(*_*)
「冷え」が体調不良の原因に…温めて自律神経のバランスを整えましょう
出典:『体の「冷え」をとる特攻法101』主婦と生活社