温活コラム…寒い時期は「温熱性」の食べ物を積極的に取りましょう
いつもありがとうございます。
りらく庵の本間です。
「薬食同源」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
中国の古い医学書のたくさんの薬剤のなかには日常食べている食材も含まれていたそうです。
これによって食べ物と薬剤を同一に考えていたことがわかります。
また病気の多くが食事で治療できるとも示されていたそうです。
薬膳とは
食べ物と薬剤を同一のものとして考える薬食同源の考え方が薬膳の基本です。
普通に私たちが食べている食べ物にもそれぞれ薬効があり、体質に合わせて用いればそれが薬膳料理となります。
食性
食べ物には性質があり「寒」「熱」「温」「涼(微寒)」に分けられますが、大きくは「寒涼」「温熱」に分けられます。またこれらの中間にあり作用が穏やかな「平」もあります。
寒涼性の食べ物:体の熱を冷まして毒を出す
温熱性の食べ物:体を温めて元気にする
平性の食べ物:病人、虚弱体質、長期間患っている人に適している
…
さて今は寒い季節ですから、温熱性の食べ物をご紹介します。
温性:くるみ、栗、ざくろ、桃、あんず、かぼちゃ、にら、こんにゃく、たまねぎ、にんにく、鶏肉、エビ、生姜、ねぎ、カツオ、紫蘇
熱性:とうがらし、コショウ、山椒、からし
普段の食事に薬膳の考えを取り入れることで、ただ美味しいだけの食事だけではなく体質に合い病気をしにくい体になり、また病気の場合は体質改善に役立ちます。
どうぞご参考になさってください。